2017年12月14日

全体講評会@東京理科大学

東京理科大学の設計の全体講評会がありました。
今回の課題は上野不忍の池の畔に建つ「彫刻ギャラリー」。

今回の採点方法は、各班3名の24名が発表した後、
各先生、1人に5点、2人に3点、3人に1点を入れ、
合計点で上位3名(毎年発行の冊子に掲載)を決めるということになりました。
かなり僅差で並びましたが、僕の担当した班の面々はなかなか奮闘。

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近藤大喜くんは数点差で、惜しくも5位。  

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金子俊耶くんは完成度は高いものの6位。 

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そして、1等は武井あずささん。おめでとうございます。

本年度の設計の授業は終わり、これから学生は(試験を終えたら?)長いお休み。
国内外を問わず旅行に行き、建築で感動をして欲しいものです。


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2017年12月13日

ANDO

六本木の国立現代美術館の安藤忠雄展に行ってきました。
会期中、もっと早めに暇を見つけていけば良いのに、
今回も、閉館ギリギリの最も忙しい時に行くことになってしまいました。。。

平日の昼間だというのにものすごい人混みでした。
建築の専門家ではなく、ほとんどは一般人だったのでないでしょうか。
建築の設計という範疇では、僕らが学生の頃がピークのような気がしますが、
今尚、幅広い分野で精力的に活動されているサマは、脱帽です。。。

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展示されているものはほとんどどこかの展覧会で見たことがあるものですが、
屋上に展示された光の教会の原寸のレプリカは圧巻でした。

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大学生の頃、実物は竣工早々に大阪に見に行きましたが、
こちらのレプリカは実物より劣っているわけではありません。
十字のスリットにはガラスの入っていない安藤さんの理想とした姿。

こんなカタチで理想のものを最終的につくり出す安藤さんの執念に、
感服させられました。やはり、凄い人です。安藤忠雄という人は。


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2017年12月04日

山本長水氏の「かたつむり山荘」

四国の建築家の間で神様的(?)存在の土佐派の建築家、
山本長水氏をご存知でしょうか?

稱名寺本堂も掲載されていて、僕はその時に山本長水という名前を知り、
4、5年前に稱名寺本堂と武道場に行ってきました。

山本さんとは、徳島の山奥、祖谷の温泉宿で集合。
そこで徳島の建築家の内野輝明さんと、
山本さんのレクチャーをしていただき、その後懇親会。

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次の日の朝、日本三大秘境とも言われている落合集落へ。

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こちらは長岡家住宅。

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1970年代初頭、誰よりもはやく祖谷の魅力を発見したアメリカ人、
アレックス・カー氏は、今では古民家再生を通じて、
落合という限界集落の再生をプロデュースしていることが知られています。

古民家には宿泊もできるので、今では外国人もたくさん来ているそうです。
詳しくは、こちら

その後、いよいよ山本長水氏の「かたつむり山荘」へ。

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奥深い山間に建つ「かたつむり山荘」。
ねじれた屋根が特徴的な外観は、森にとけ込んだ佇まいですが、、、

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中はダイナミックでありながら落ち着く、素晴らしい空間です。

四半世紀以上経った今でも全く色あせない名建築も、
竣工当時、木造建築は建築家の仕事ではないという風潮もあって、
新建築といったメジャーな建築雑誌には全く相手にされなかったとか。

時代の先、あるいは違う方向に行ってしまうと、全く相手にされないということは、
ゴッホやモジリアニなど、絵画の世界でも同じようなことはありますよね。。。
ただ、建築は絵画と違って建て主から設計料をいただければ生きてはいけるので、
絵画とは少し違った側面もあるのですが、しみじみ考えさせられます。

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そして、高知市内の稱名寺本堂へ。
僕は2度目の訪問でしたが、今回は長水さんのご案内ということと、
知識がいろいろとついた今だからこそ見えるものあり面白かったです。
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2017年12月03日

和泉正敏氏の自邸

今回の四国はそもそも建築家協会関連で行くことなったのですが、
個人的に特に行きたかったのは、
和泉正敏氏の自邸と山本長水氏の「かたつむり山荘」。

集合して、まず、ジョージナカシマ記念館に行った後、
そもそも和泉石材の中にイサム・ノグチの工房があって、
そこが今はそのまま美術館になっています。
そこには民家を移築して、
改装したイサム・ノグチの家もあるのですが、
残念ながら撮影は不可なので、こちらの本を

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この撮影不可の家に泊まったことがあるというのが、、、佐藤由巳子さん。
JIA建築セミナーのまとめ役をやられている佐藤さんは、
イサム・ノグチがまだ存命の頃(つまり、美術館になるずう〜っと前)、
ジョージ・ナカシマの本、木のこころを翻訳中、こちらの2階に泊まったとか。
佐藤さんは和泉正敏さんとその頃からの知り合いということで、
和泉さんのご自宅を特別に拝見させていただくことができました。
和泉正敏ご本人にお会いしてご案内していただきお話をさせていただきました。

ただブログ等の掲載は控えて欲しいとのことで・・・
こちらの本、JAPAN LIVINGに掲載されています。

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ちなみに、MDSの目白の家こちらの本に掲載されています。

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和泉さんは石工なので、建築家の山本忠司さんとの共作。
この家の特徴である石はコツコツご自分で積み、
両側の石の真ん中にコンクリートを流し込んでいるとのこと。
現法規では成立しませんが、キチンと建っていますね。
リビングや和室といった見せ場大きな石が積まれていて、
壁というよりは強烈なアート作品です。
適材適所に石の表情を変えて空間を分節して、
スチールのトラスで作られた軽やかな屋根が、
その全体を覆うシンプルな構成。

以前から訪れて見たかった念願の空間を体感できて感無量です。


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2017年12月02日

秋のうどん県

うどん県と言って売り込む香川県。
勿論、うどんも美味しいですが、名建築もたくさんあります。
ということで、紅葉真っ盛りの香川県へ。

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早朝、羽田空港を発って香川空港へ。
レンタカーで最初に向かったのは、琴平町のこんぴら歌舞伎
旧金毘羅大芝居は1835年に建てられた現存する日本最古の芝居小屋として有名で、
舞台裏の隅々まで見学ができます。
一時はかなり荒れていたようですが、今は元の姿に修復されています。
その歴史についての詳細はコチラ

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枡席には昔は4人座っていたそうで、かなり狭いです。
今はひとつおきに間仕切りをとり、二枡に5人座るそうです。
昔は舞台に向かって右の2階の看板下が身分の高い人の席だったそうなのですが、
それは建物に入る入り口と深い関係あるようです。
建物の入り口は3つあって、右手が貴賓口でそのまま2階に上がったからで、
ちなみに、真ん中の躙り口は庶民の入り口で、左側はその中間とのこと。
他にも興味深い話が一杯ありますが、長くなるので・・・・・

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「こんぴらさん」とは海の神様、金刀比羅宮(ことひらぐう)のこと。
琴平に来たのはこんぴら歌舞伎を見学するのが目的ではありましたが、、、
快晴で紅葉も奇麗なので、参道の階段を登って金刀比羅宮へ向かいました。

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象頭山の中腹の金刀比羅宮からの讃岐の風景。

特徴的なカタチをした讃岐富士と遠くには瀬戸大橋が眺めれます。
海が見えるということは、海から象のカタチをしたこの山はよく見え、
金刀比羅宮は象の目のあたりだそうです。。。。
ところで、讃岐富士や象頭山といった不思議なカタチをした山は、
雨の少ないこの地域で、固い安山岩と柔らかい花崗岩が浸食する過程で出来たとか。

この後、向かったのは坂出人工土地。
ドコモモにも選定されているなかなか良い団地でしたが、
地方都市の荒廃ぶりは本当に深刻です。。。

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そして、山本忠司設計の瀬戸内海民族資料博物館へ。
「日本建築学会賞」を受賞した1973年竣工の作品ですが、
知らない人も多いのではないでしょうか?
僕も知り合いの方から薦められてこの建物を知り、はじめての訪問。

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石積みと杉板型枠コンクリートの建物が斜面に沿って分棟配置されています。
内外が曖昧な空間を庭を見ながら少しずつ上がって、
自然な流れで最後に最も高い屋上へ行くという動線計画。

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屋上からは瀬戸内海に浮かぶ島々が一望できます。
夕方になって雲が多くなり、ちょっとどんよりした雰囲気なのが少し残念。

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そして、日が沈むギリギリに高松市内の香川県立体育館へ。
今は使われていない丹下健三設計のとてもダイナミックな建築です。
丹下さんと言えば、代々木体育館。
そちらは世界遺産登録に向けた動きがあるようですが、
こちらの体育も取り壊されることなく残っていて欲しいですね。

そして、日が沈んでから、メインディッシュの掬月亭へ。
秋は夜間拝観できるという情報を聞きつけて、、、

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見て下さい!この風景!
あまり人気がないようでガラガラでした(笑)。

障子を開け放った状態を見たかったので(夏は障子を開け放つようです)、
その状態が見れなかったのは少し残念ですが、、、、確かに寒いです(笑)。

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あいにくの天候で月を掬うことができないと思っていたら・・・
雲の間から、一瞬、月が顔を出しました!
ライトアップの光が邪魔をして、月が水面に映っているようないないような???
はい、きちんと写っています!掬月亭で月を掬えて(?)大満足!?

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ライトアップされた鮮やかな錦鯉と植栽が、幽玄の世界をつくり出しています。
ところで、掬月亭は栗林公園は栗林が多いわけではなく、松が多いですね。

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他ではなかなか見れないライトアップされたこんな松も。

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公園の近くに泊まっていたので、次の日の朝も栗林公園を散策しました。
遠くに見えるのが掬月亭。夜とは違ったすがすがしい佇まいです。

以前、見学したことがあるので今回はスルーした丹下健三の高松県庁(耐震改修中)、
谷口吉生の丸亀美術館など、香川には名建築がたくさんありますね。



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2017年12月01日

表参道の光

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毎年恒例の表参道のイルミネーションが始まりました。
今年は6年ぶりに表参道交差点まですべてが点灯されいています。

僕はイルミネーションを見ると、なぜか震災の年のことを思い出します。
毎年、同じようにやっていることでも、
世の中は刻々と変わっていてその意味も変わってきたりしますね。
そんなことをあれこれ考えてしまう表参道の希望の光です。

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2017年11月28日

アイリーン・グレイ

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映画「ル・コルビュジェとアイリーン 追憶のヴィラ」を観てきました。
舞台となっているのは数ヶ月前に行ったばかりの南仏コートダジュールのE.1027

映画ではコルビジェを(意図的に?)冴えない人として描いていますが、
時代背景やル・コルビュジェがアイリーンの名声を抜いたことは事実ですし、
この映画を観てアイリーン・グレイについて掘り下げて知ることができました。
是非、ご覧になっていただければと思います。


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2017年11月26日

吉田五十八「猪股邸」

新しいプロジェクトの現調のため、成城に行ってきました。

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敷地周辺は紅葉が真っ盛り。
吉田五十八が晩年に設計した猪俣邸が成城にあることを思い出し、
天気も良いので、久しぶりに立ち寄ってみました。

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入場料を払おうと思うと、、、なんと無料なのですね。
タダで見せていただきながら言うのもなんですが、
吉田五十八の作品をタダで見れるとは・・・
100円でも入場料をとって運営に回せば良い気もします。
海外ではあり得ないことですね。

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庭の木々はちょうど紅葉は今が見頃。

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巨匠・吉田五十八の近代和風は、建築家の間では賛否両論がありますが、
いろいろと参考になるところはたくさんあると個人的には思っています。

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古き良き昭和の香りがどことなくしますね。
成城の家の現場に近いので、(タダですし・・・)帰りに毎度立寄ろうかな(笑)。


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2017年11月23日

全体講評会@東京理科大学

東京理科大学の2年生の設計課題の全体講評会。
今回の課題は、高橋先生出題の「表参道のオーベルジュ」。

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僕の班からは、山田くんと大岡さんと2名選出。
こちらは、山田くんの講評風景。
なかなかの力作ですが、先生方からは厳しいコメントが・・・・

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各先生が5票持ちでいつものように上位を決めたのですが、
たくさん表を集めた上位5名にギリギリ大岡さんも入りました。
上位5名中、3名は前期僕が教えた顔なじみ。
直接、教えた学生が成長する様はうれしいものですね。
引き続き、次の課題も頑張りましょう!


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2017年11月22日

「昭島の家」一年検査

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「昭島の家」の一年検査に行ってきました。
家を取り囲む巨木の紅葉は圧巻です。

工事中に転勤になり、今は別宅として使われているのが少し残念。
早く東京に戻って、こちらで暮らせると良いですね。
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2017年11月20日

秋の鎌倉散策

「鎌倉長谷の家」のTV取材の日は天気も良く、運動不足解消の運動も兼ねて、
今設計中の鎌倉のプロジェクトの敷地までお散歩することに。

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ゆらゆら揺れるすすきを眺めながら、敷地へ向かいます。

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帰り道、こんなそそられる風景が見え、中に入ってみることに。

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一条恵観山荘という国指定文化財のようで、金森宗和好みの庭園もあり、
紅葉しはじめの木々が美しく、数寄屋造りのカフェでお茶を。
一服後、報国寺へ。

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竹林が美しい報国寺。

古都、鎌倉。ぶらぶら散歩するのもいいですね。

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2017年11月19日

渡辺篤史@鎌倉長谷の家

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MDSが設計した「鎌倉長谷の家」に渡辺篤志さんが来るということで、
撮影が終わる頃、建て主様と渡辺さんにご挨拶に行ってきました。
渡辺さんとは取材や対談などで、最近は年に一度はお会いしている感じです。
番組最後のコメント、長さの違うものを数回、撮り直していましたが、
全部違う内容をスラスラとお話しされていて、流石ですね。

ご主人は撮影はパスされるとお聞きしていましたが、出られたのこと。
撮影をとても楽しんでいただいたようで、良かったです。
東京での放送は1月6日(土)4時30分 テレビ朝日です。
とても早い時間帯なので、是非、録画してご覧になって下さい!


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2017年11月10日

「等々力の家」照明調整

照明調整のため、「等々力の家」に行ってきました。

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施主検査後、手直をして、いよいよ引き渡しです。

閑静な世田谷の住宅地に、敷地分割して残った超変形敷地に建つ住宅で、
隣地との擁壁の高さも法規制をギリギリかわした極めて難しい敷地でしたが、
コストを抑えつつ、それらの与条件を最大限生かした設計をしました。

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道路から奥に行く程、建物の幅は狭くなり、先端では1mくらいしかありません。
その狭さを強調するかのように高さの2層の開口部をとっているので、
その先の木々、さらにその先の空が印象的な風景として光と共に内部に入り、
とても印象的な空間をつくっています。


詳しくは、またのお楽しみ!


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2017年11月07日

「上大岡の家」杭工事

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「上大岡の家」の杭工事はじまりました。
擁壁をまたぐように建物を建てる不思議な計画の第一歩です。

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広瀬謙二「上小沢邸」で食事

建築家にとって「上小沢邸」と言えば、広瀬鎌二氏が設計した1959年竣工の住宅。
そして、この住宅は今は上小沢邸というお店として使われています。

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白金の住宅地にひっそりと建つ隠れ家レストラン。
夜しかやっていないお店で、予約がとりにくいということは聞いていましたが、
電話してみると、早い時間であればとのことで、開店30分前の16時半にお店へ。
お客さんが誰もいないということで、ゆっくり写真を撮らせていただきました。

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こちらが庭から見た全景。構造はコンクリートブロック造ですが、
エッジ部分はコンクリート、屋根も鉄筋コンクリートとなっていて、
庇の水平性を強調するために逆張りとしています。

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エントランスまわりは当時のまま。

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塀も鉄骨とコンクリートブロックの組み合わせたもの。

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竣工時、「1室住居にピアノ室を加えた家」という名の上小沢邸。
お食事をいただいたのはこちらの元ピアノ室です。
右奥に元寝室・居間だったところにソファ席もありましたが、
こちらの方がオリジナルの表面積が多くて良かったかも?
間仕切りに組み込まれて照明もオリジナル。
まぶしくて白い蛍光灯も、ここでは有り難い(笑)。

それにしてもシンプルな住宅です。
もっと快適に暮らし、収益を上げることはできるのですから、
ここに50年近く住み続けた上小沢氏は素晴らしいです。
名作をつくるのは、やはり半分はクライアントですね。

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窓は昔のままでますが、床は床暖房の工事をした時に仕上げを変えたようです。

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こちらのトップライトの雨漏りで苦しめられたとのこと。
改修ではこのオリジナルのガラスを生かして、
この上にもう一枚ガラスの屋根をつけたそうです。
(今は?)夜になるとそこが照明器具のように光って美しい。

今は住宅ではなく、お店に改装されているということもあり、
インテリアや使い方は、勿論、オリジナルのものとは違ったものになっていましたが、
コンクリートブロックや庇、エントランスホールなど、
外観や骨格はほぼオリジナルのままなのようです。
そもそも、寒さや雨漏りの対策でかなり修繕が必要だだだので、
住みながらも随分と変化していたようです。

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帰る頃には、外は真っ暗。結局は店を貸し切った状況で、、、、
食事をしながら、あれこれ詳しく建物のエピソードを聞かせていただきました。
ご興味のある方は、是非!
出来れば、日の長い初夏の開店早々の明る時間帯がいいかもしれませんね。

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2017年11月04日

「三鷹の家」施主検査

「三鷹の家」の施主検査に行って来ました。

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低層の集合住宅に囲まれた敷地に計画された住宅。
道路からだけでなく隣地の上からの視線が気になる上に、
将来、建て替えもありそうな気配が・・・・
そのような理由で数枚の壁で囲いつつも、
閉鎖的にならないようにその上部と下部を切り欠き、
プライバシー、採光、通風を確保し、街とのつながりをつくっています。

施主検査では大きな手直しはなく、来週無事に引き渡しです。


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2017年11月01日

ときどき皇居ランナー

最近、ときどき皇居ランナーになっています。

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暑くもなく、寒くもないこの季節は気持ち良いですね。

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このあたりが一番のお気に入り。

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皇居の中にちょっと中に入いると緑とビル群の対比が
ニューヨークのセントラルパークのようです(?)。
丸の内の高層ビル群は、かなり充実してきましたね。

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2017年10月29日

「上大岡の家」祝!地鎮祭

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「上大岡の家」の地鎮祭に行ってきました。
天候はあいにくの雨でしたが、雨降って地固まるとも言いますので、、、


ところで、この住宅の建て主様は、
10年以上も前、日大に非常勤講師として教えに行っていた時の教え子で、
インターンでMDSにも来ていましたが、卒業後大手ゼネコンに就職して、
今では大きな現場を担当してご活躍中です。
そして、その当時MDSのスタッフだった加藤君と一緒に設計をしました。
このようなカタチで仕事ができるのはとても幸せなことですね。


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2017年10月26日

「Yクリニック」祝!竣工

虎ノ門再開発にともない移転することになった吉松歯科医院
その移転先の設計にMDSが携わり、ようやく竣工しました。

移転先のビルは細長いL型の変形な平面で階高もとても低く、
診療室やレントゲン室、受付、事務室、機械室、配管など、
平面的にも断面的にもかなり工夫しないと納まらない状況でしたが、
それを逆手にとったご都合主義で(?)、
壁の角度を変えたり、床を上げたり、天井を下げたりしながら、
空間に動きを与えつつ、カタチを整えています。
一見無秩序に見えるかもしれませんが、
必ず平面的には直角と平行な壁があるといった秩序があって、
家具の納まりは勿論、安心感や居心地の良さに気を配っています。

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ELVを降りると窓のないホールですが、右を向くとこの風景。
細長さを逆手にとって、長い廊下を印象的につくり、先へ先へとクライアントを導きます。

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壁の軸を振ることで、受付前など必要なところは広く取り、
受付でバックを置く棚などはきちんと設けています。

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受付を通り過ぎて廊下を更に歩いた先が待ち合いスペース。
昼は窓から陽が差し込み、夜はレースの照明が演出します。

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窓辺には輻射熱冷暖房。クリニックなので、冷暖房の風で埃が舞い上がらない、快適な温熱環境を目指しています。

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待合からの見返し。
天井周りはミラーと照明を駆使して広がりを感じさせています。
左側の壁面は柱型を隠しつつ、実は全面収納になっています。
診療室から出たところには、収納扉の一部を鏡にして、
さり気なく歯のチェックができるようにしています。

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吉松先生はマイクロスコープを用いた根管治療の先駆者。
整形外科、脳外科で用いる医科用のマイクロスコープを
歯科業界に世界で初めて導入されているそうです。
門外漢の私たちにはその凄さがあまりよくわかりませんが、、、、、
このとても大きな機器が天井スレスレでなんとか納まっています!

歯科医院らしくない歯科医院にして欲しいとのご要望で、こんな空間となりました。

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