2013年02月11日

東京理科大学卒業設計審査会

東京理科大学卒業設計の審査会に行ってきました。
今年の印象として、表層的な流行りを追ったデザインは少ない一方、
完成度の高い圧倒的なものがなかったように思います。
1等は日本人でしたが、2等はブルガリア人、3等中国人と、
留学生に押され気味。。。
日本人の学生諸君、もう少し頑張りましょう!

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あまり良い写真ではないですが・・・
こちらがブルガリアの留学生のプレゼンテーション風景。
Mayaを使って風の外力から生み出された形態とのこと。
今の学生は卒業設計レベルでコンピュータを駆使して、
アルゴリズムによる新しいデザインの可能性を模索しています。
彼らが活躍するであろう20年後、30年後、
どんな建築をつくっているんでしょうね。


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2013年02月10日

代々木体育館を川口衛さんに案内していただきました

丹下健三氏の代表作、代々木体育館は構造抜きでは語れません。
幸いにもこの建物の構造担当をされた川口衛さんに、
解説と案内をしていただきました。

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メインケーブルがこの建築の重要な要素になっていることは、
建築関係者でなくても理解にたやすいと思います。
メインケーブルから建物外周のコンクリートに、
ワイヤーで吊られたいわゆるケーブルネットと誤解されがちですが、
実はそこは鉄骨。
鉄骨にしたのは丹下さんが求める曲線に近づけたかったから、
とも言われていますが、実はそこに構造的な合理性があるとのこと。
長〜い専門的な話になるので、ここでは省略。

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メインケーブルはワイヤーロープ37本からできています。

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二つ巴に似た平面を作り出す入り口部分。

ところで、このメインケーブルの先端は、
どうなっているかご存知ですか?

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37本の直径52mmのワイヤーロープに分かれて、
コンクリートに緊結されています。
ここは普段は見れませんが、特別に見せて頂きました。

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構造設計者の川口衛さんに案内して頂きました。
岡本太郎の太陽の塔で有名な大阪万博お祭り広場も設計された方。

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二本のメインケーブルの間は採光、照明で使われています。

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美しい曲面ですね。20世紀の日本が世界に誇る名作です。


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2013年01月30日

フィールド・トリップ

スタッフと一緒に伊豆に行ってきました。

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まず、「東山旧岸邸」を見学。
現代数寄屋の巨匠、吉田五十八が設計した元首相岸信介の邸宅です。

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そして、岸邸のすぐ近くの「とらや工房」でお茶。

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昼食後、伊豆韮山の「江川邸」を見学。
この建物はおよそ850年前の1160年代に建てられた国の重要文化財ですが、
幕末から明治維新にかけては韮山塾としての顔を持ち、
佐久間象山、井上馨、大山巖など層々たるメンバーが出入りしてたそうです。

大屋根の豪壮な架構が圧巻です。
やはり、時を超えて現存する建物にはオーラがあります。
 
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その後いくつか立ち寄り、
最後は内藤廣氏の設計した「倫理研究所 富士高原研修所」へ。

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こちらは大ホール。木の架構が美しいですね。

スタッフが企画したフィールド・トリップでした。


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2013年01月20日

白銀のニセコ

SIRIUSの戸恒さんに誘われ、北海道のニセコに行ってきました。
戸恒家はスノボですが、僕らはスキー。
久しぶりの本格的なスキーです。
僕は学生時代はずっとインストラクターをやっていたので、
それなりに自信があったのですが・・・
滑り方がやや旧式になっている感じです。。。
僕の同世代にはスキーに自信のある方が多いと思いますが、
しばらくやってない方、お子さんと緩斜面ばかりを滑っている方、
滑り方が変わっているのをご存知ですか?
要注意ですよ(汗)。
SAJの検定種目からウェーデルンは削除されています。。。。
古い滑り方と言っても、基本は同じような気がします。
カービングスキーでも全く問題なくどこでも滑れるんですけどね。

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ニセコは言うまでもなく、世界トップクラスのパウダースノー。
それを求めて外国人がたくさんきています。
日本人が3割くらいのような印象で、外国人は欧米人が多く、
残りは中国人と韓国人でしょうか。。。
東京よりも北海道の山奥の方がインターナショナルですね。

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宿泊はアンヌプリのデレンデ目の前のノーザンリゾート・アンヌプリ。
こじんまりした感じの良いホテルです。

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客室、バー、ライブラリースペースなど、くつろげる空間でした。

来年は富良野かな。。。
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2013年01月08日

「金王八幡宮」初詣

事務所全員で初詣に行ってきました。

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MDSの事務所のある南青山5丁目の氏神様は金王八幡宮。
氏神様は神社本庁(03-3379-8211)に電話すると、
すぐに教えてもらえます。
しかしながら、青山に移転した最初の年である昨年は熊野神社へ・・・
熊野神社は植林、樹林の神様として、
建築関係者に敬神の念を受けているそうなので、
結果的にはおかしなことではなかったようですが・・・(汗)

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2013年01月06日

明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今回も横浜みなとみらいホールの
「ジルヴェスターコンサート」で年越しをしました。
ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」でカウントダウン、
新年になってストラヴィンスキーの「春の祭典」 と、
グノーのアヴェ・マリアで閉幕。
ところでこのパイプオルガン、パイプは何本あるかご存知ですか?

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なんと4623本もあるそうです。
見えない裏側にも細いものや四角いものなど、
色々な種類のパイプがあるのだそうです。
だからこそ重厚で深みのある音になるんですね。
パイプオルガンの低音が心に響きました。

正月は葉山にドライブ。

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逗子の高級住宅地、披露山住宅の近くの大崎公園からの眺め。
相模湾越しに、伊豆半島、富士山が見えるはずでしたが・・・
残念ながら見えたのは、逗子マリーナと江ノ島だけ。

MDSは1月7日までお休みとさせていただいております。
8日から平常業務となります。


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2012年12月15日

essential EAMES

essential EAMES」に行って来ました。
事務所にもイームズの椅子をいくつか置いています。
以前、ロスのイームズの自邸に も行きましたが、
二人の魅力がいっぱい詰まった住宅でした。

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個人的には新たな発見はなかったですが、
イームズを知らない人にお勧め。そんな人はいないですね。(笑)
新宿OZONEで1月15日までやってます。




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2012年12月10日

「ホテルオークラ」のメインロビー

仕事で近くまで出掛けた帰りに、ホテルオークラに立ち寄りました。
言うまでもなく日本を代表する老舗ホテルです。
谷口吉郎氏のデザインしたメインロビーは気品と風格のある日本的な空間で、
今でも日本において不動の地位を守っています。

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明るい外部から屋内に入ると
エントランスは暗く、奥のロビーは明るく、
逆光でシルエットが際立ちます。

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天井高が低く抑えられたエントランスを進むと、
吹抜けの天井の高いロビー空間となります。
明るい空間ですが、逆光なのでしばらく人影しか見えません。

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窓の下段には緑が見えます。
上段には美しい木格子、中段からは和紙を通して淡い光が差し込みます。
長大作がデザインしたゆったりとした椅子に座ると、とても落ち着きます。
時代とともにリニューアルを余儀なくされる商業施設でありながら、
このメインロビーは時代を越えた日本の上質空間です。

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照明も天井の高さと広さを生かした素晴らしいデザイン。


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2012年11月19日

阿部勤さんの自邸

JIA建築セミナーの実行員の特典のひとつに、
普段見れないところを自ら企画し、
受講生に混じって見学できることがあります。
以前から是非見てみたかった住宅のひとつに、
建築家、阿部勤さんの自邸があります。
ということで、阿部さんにお願いしたところ、
ご厚意で自邸にてパーティをしていただけることになりました。

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住宅街に突如森が現れ・・・そこが阿部さんの自邸です。

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角に一本の木を植え、建物を45度ふった佇まい。
この一本の木が街のランドマークとして大きく貢献しています。

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こちらはエントランスまわり。
四角形の外形にもうひとつ四角形が入った単純なプランですが、
そのまわりがエントランスやキッチン、ダイニングなど、
外周部に様々な空間が配置されています。

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1階と2階をつなぐ階段や吹き抜けも外周部にあり、
2階はデイベッドや机などが置かれた場が展開しています。

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2階中央の四角形の部屋は周りより少しだけ高くなっています。
たったこれだけの操作で、実に多様な空間が生まれています。

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センターのスペースから下を覗き込んだところ。
置かれているものひとつひとつが空間を豊かにしています。

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2階デイベッドからダイニングを見降ろしたところ。

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今では一般的に使われているペニンシュラキッチンという名前は、
実はこのキッチンが発祥の地。島状の形をしたキッチンは
既にアイランドキッチンと呼ばれていたそうですが、
そこからヒントを得て、 この半島状の形をしたキッチンに
阿部さんが命名したのが始まりだそうです。
全く知らずに使わせていただいておりました・・・・

その有名なキッチンでみんなで食事の準備。

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庭では火起こし。
ドライヤー(笑)で、一気に火を起こします。

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阿部さんがダッチオーブンにてきぱきと鶏を詰め込みます。
手慣れた手付きでとてもかっこいい・・・

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家に生ハムを固定するものがあるとは・・・・・

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まだ明るい時間から始めて夜遅くまで阿部邸に滞在させていただき、
建築の素晴らしさはもちろん、阿部さんのもてなし、
さらには阿部さんの人生そのものに感動しました。
僕の建築観に大きく影響を与えた有意義な一日でした。

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2012年11月18日

山本理顕さんの自邸

JIA建築セミナーの企画で、
山本理顕さんの住宅2件を拝見させて頂きました。

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まずは山本理顕さんの自邸です。
私たちが学生の頃、みんながよくこのフォルムを
真似していたのを懐かしく思います。

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建物の階段を上がって玄関の扉を開けるとまた外部階段。
その階段を更に上がっていきます。

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階段は屋上まで続いています。
屋上は見晴らしが良く、晴れると気持ちいいでしょうね。

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リビング、ダイニングは元々床にレベル差があったのですが、
住みながら変更していると説明を受けているところ。
奥の角が山本理顕さん、その左に実行員長の工藤和美さん、
右に阿部勤さんで、一緒に見学させていただきました。

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そしてstudio stepsへ。その名の通り、家と言うより大階段。
階段の裏側にプライベート空間、表側は街にオープンになっています。

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この階段を利用してコンサートや講演にも使われています。

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ということで、山本理顕さんに講演していただきました。

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講演風景。テーマは「地域社会圏」。大階段にはたくさん座れます。

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講演が終わった時には、外はすっかり真っ暗。
時代を超えて住み続けられる住宅のオーラが、
街に異彩を放っています。


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2012年11月17日

「仙台坂の家」お宅訪問

今春竣工した「仙台坂の家」に久しぶりに行って来ました。
準防火地域の木造3階建ての梁現わしは、
建築基準法的には難しいのですが、クライアントの希望通り、
合法的に梁現わしの空間を実現させました。
木造の大きな空間に柱を一本だけ落とした柱と梁をデザインです。

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敷地は東側に接道し、密集した住宅地域。
奥の南西と北西の角から採光を確保しています。

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南西の角は建築面積調整のため斜めにカットし、
お隣の木々を借景させていただいています。

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夜になるとこのような感じになります。

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北東はプライバシーを確保しながら採光をとるため、
植栽が楽しめるに光庭を設けています。
オーダーでつくったステンレスキッチンとダイニングテーブルを連続させ、
コンパクトながらも使いやすい空間となっています。


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2012年11月16日

軽井沢のログキャビン

とてもお世話になっている木材会社さんに、
軽井沢のログキャビンにご招待していただきました。

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外観はシンプルな切妻、高く堂々とした佇まい。

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ログハウスと言っても様々なものがありますが、
一段一段が大きく不揃いなハンドカットの丸太材が積まれています。
丸太材の個性を活かし切った迫力ある構法。

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ログ材の自重や乾燥収縮によりログ材一本一本が沈下するので、
ボルトで締めて調整します。写真はログ材交差部分の調整ボルト。

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室内も不揃いの丸太が迫力満点。
心安らぐひと時を過ごさせていただきました。
ログハウスは木の香りで充満しており、服にも香りがうつるため、
東京に戻ってもしばらくその余韻が楽しめました。


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2012年10月07日

「長谷木記念幹」

一般非公開の「長谷木記念幹」を特別に拝見させて頂きました。

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建物は内井昭蔵氏の設計ですが、中心に据えられた「心の木」が主役です。
地面から天空へ向かって立ち上がる、森の中の大樹の印象です。
柱ではありません。

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北米の樹齢600年のダグラス・ファーの大木。
乾燥によるひび割れが渦を巻いて天に伸びています。
北半球と南半球では渦を巻く方向が違うそうです。

「心の木」は「最後の木挽き」と言われる林以一氏により
八角形に挽かれています。
挽かれた八面全てに美しい虎目があらわれるのは、
芯が真ん中にあり真っ直ぐに育った木のなせる業。
並外れに良い環境で育った証拠とのことですが、
その環境が600年も維持されていたという事実も驚きです。

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新木場の運河が眺めながら、記念幹の隣で昼食をご馳走になりました。

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時間を忘れてすっかり長居してしました。
新木場の夕暮れを背景にした「長谷木記念幹」。



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2012年09月20日

映画「ル・コルビュジェの家」

映画「ル・コルビジェの家」を観てきました。
20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエが、
南米に唯一設計した「クルチェット邸」。
普段は資料館として公開されているようですが、
日本からするとアルゼンチンは地球の裏側なので、
なかなか実際に見に行くことはできません。
ということで、動画で「クルチェット邸」を見るのが目的でしたが、
ストーリーもなかなか良く、やや考えさせられる映画でした。

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2012年09月16日

東京大学・歴本研究室を訪問

僕が実行委員を務めるJIAセミナーで、
東京大学駒場リサーチキャンパスの歴本研究室に行ってきました。
「人間が取り巻く新しい環境」ということで、
拡張現実(AR)の最先端を切り開く研究室を訪問し、
一線で活躍する歴本教授のお話を聞きしました。
その後、実際にその技術を体感させていただきました。

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4つのプロペラのついたこちらの物体が、

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人の動きにあわせて動くところを体感。
未知なる世界が広がっていました。感激!
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2012年09月01日

「八ヶ岳の山荘」 HPにアップしました!

八ヶ岳の山荘」の写真が出来上がりました。
抜粋した写真をHPにアップしましたのでご覧になって下さい。

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真夏の暑い日差しを庇がカットしています。

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こちらは玄関廻り。

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こちらは2階の寝室。

外観と空間構成は個性的でありながら、落ちついた上質な空間になりました。
詳しくは、HPをご覧ください。
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2012年08月28日

「柳宗悦自邸」を見学

柳宗悦の自邸の見学に行ってきました。
バタフライチェアなどで有名な柳宗理のお父さんが柳宗悦ですが、
その親子が住んでいた住宅です。
今回の見学はJIAセミナーの企画ということで、
特別に許可をいただき内部も撮影させていただきました。

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柳宗悦は「民藝の父」と呼ばれる方。詳しくは日本民藝館のHPをご覧ください。
こちらの建物が本館で、その向かいにあるのが西館。

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この西館が柳宗悦の自邸です。
栃木県から移築した石屋根の長屋門と、それに付設した母屋からなっています。
1935年に完成、母屋の設計は柳宗悦。
72歳に亡くなられてしばらく空家になっていたものを修復して、
月に数回、一般公開されるようになりました。

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屋根は大谷石!

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こちらがダイニングで、隣に和室があります。
板の間より少し高いところに和室があるというスタイルは、
現在のマンションでは一般的ですが、当時として画期的だったようです。
ここで、館長さんに講義をして頂き、その後は各々自由に見学。

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修復で苦労したのが、照明器具。
昔は一般的だったこちらの照明器具は、現存するものがほとんどなく、
既製品の丸いガラスの照明器具を切り取って作ったそうです。
当然、その作業は難しく、ガラスが割れずにできたのは10個中2個。
家全体にたくさんこの照明器具あったので・・・・。
いろいろと修復の苦労話が聞けて面白かったです。

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2階には子供部屋が二つあり、その片方が柳宗理が育った部屋。
ベッド越しに襖で二つの部屋がつながっています。

※ 日本建築協会(JIA)主催のJIAセミナーの実行委員をやっています。
JIAセミナーの詳細は コチラ をご覧ください。

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2012年08月24日

BBQ@向陽ロッジアハウス

今年の「住宅建築賞」受賞メンバーでBBQをしました。
主催者は金賞を受賞したコンノチエさんで、
場所は受賞作品の向陽ロッジアハウス。
授賞式の後の飲み会で仲が良くなり、このようなことに。。。
審査員長の塚本さんも交えて、建築以外の話で盛り上がり(笑)、
あっという間に時間が流れたとても楽しいひと時でした。
つまり、それは良い空間であるという証ですね。

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夜のBBQの写真は酔っていたせいか、全部手ぶれで・・・・
庭と室内の不思議な関係の家でした。

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2012年08月20日

隅田川の花火とスカイツリー2012

毎年恒例の花火大会。
今年はついにライトアップしたスカイツリーと一緒です。

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比較するとその進捗状況がよくわかります。
去年は コチラ。 一昨年はコチラ

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「月と東京スカイツリー」

照明計画はご存知、シリウスライティングオフィスの戸恒さん。
いつもお世話になっています。(笑)

当日は186倍の抽選をくぐりぬけた約700人の人々が
高さ350メートルと450メートルの二つの展望台から
地上約200メートルに上がる大輪を見下ろしたそうです。
夜景を背景にした花火観賞とは正に「雅」。
(この日は「粋」の水色でしたが・・・)

でも、この日最も「雅」な花火観賞をしたのは、
花火と夜景とスカイツリーを見下ろした
上空を飛ぶヘリコプター・・・ではないでしょうか?



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2012年03月27日

「東京スカイツリー+10」展

いよいよ今年オープンする東京スカイツリーの照明デザインをされた、
戸恒さん率いるシリウスの展覧会に行って来ました。
MDSでもよく一緒に仕事をしていただいています。

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東京スカイツリーの照明計画の考え方はもちろん、
どのように照らしているのかを実際の器具を使って

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2012年03月01日

「深沢の家」現地審査

ある賞の現地審査のため、久しぶりに「深沢の家」に行ってきました。

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審査員長の塚本さん他8名をご案内しました。
審査結果が出ましたら、またこちらのブログでお知らせします。


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2012年02月12日

東京理科大学卒業設計審査会

東京理科大学の卒業設計審査会に行ってきました。
今年から司会は小嶋さんから後任の安原さんにバトンタッチ。
作品レベルが例年以上に均質だったので、
かなり司会進行の難易度は高かったと思います。

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今年も昼過ぎから夜遅くまで、8時間におよぶ長時間の審査会でした。
これほど議論をしつくすまで審査会を行う大学はないでしょう。
早く終わらせて先生たちで飲みに行くということを避けるために、
途中からワインを飲みながらというスタイルもあるでしょうけど・・・(笑)


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2012年01月12日

「同潤会 上野下アパートメント」 建替え計画

東京理科大学の設計課題の講評会がありました。
今回の課題は「同潤会上野下アパートメント」の建て替え計画です。
代官山、表参道の同潤会は一般の方々にも知られていて、
その建て替えも記憶に新しいのではないでしょうか?
関東大震災後の復興事業として、当時は最先端の建物であった同潤会も、
その役割を終え、ついにはこの上野下が最後の1棟です。

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1〜3階までは片廊下型のファミリータイプ、
4階は中廊下型の単身者用のものとなっているため、
外観は4階だけがオーバーハングしているのが特徴的です。


設計課題は一人で、模型と図面で表現するのが一般的ですが、
今回の課題の特徴は3人のグループで行う点と、
最終提出物は音声を使った映像で表現するという点です。
建替えではなく、既存の建物の特徴を生かし、
増築を提案した班もありました。
2年生の段階でそのようなことを真剣に考えるのは大したものです。

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映像をここで紹介できないのが残念ですが、
このチームのプレゼンは2年生としては上出来でした。
今後が楽しみですね。



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2012年01月04日

熊野神社に初詣。

新年あけましておめでとうございます。

仕事始めは、スタッフ全員と初詣。

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事務所から歩いて15分くらいのところにある熊野神社に行きました。
まずは茅の輪くぐり。始めに左、次に右、再び左に廻って直進。
お参りした後、おみくじを引きました。
大吉、吉、小吉、末吉とみんなバラバラ。

本年も宜しくお願いします。
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2011年08月29日

隅田川の花火とスカイツリー2011

隅田川花火大会は、震災の影響で日程こそ変わりましたが無事開催。
かれこれ10年以上観ていますが、今年は見物客が圧倒的に多く、
道路は人で埋め尽くされていました。

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ビルの谷間に見える花火。左にうっすらと見えるのがスカイツリー。
昨年の花火大会ではまさに建設中だったスカイツリーが、
今年はトップまで到達しました!
来年は「ライトアップされたスカイツリーと花火」となるので、
今年のこの写真、今後思い出の一枚となることでしょう。

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夏の終わりを告げる今年の隅田川の花火。
なんだかいつも以上にとてもきれいでした。



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2011年08月12日

事務所(ちょっとだけ)改装!塗装の巻。

2月に事務所を移転し、内装に少し手を加えよう思いながらも、
諸々あってなかなか手を付けられたなかったのですが、
お盆休み前にようやく決行することができました。

改装の趣旨は、「材料のサンプル帳をつくる」です。
この日は塗装のサンプル製作です。

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下塗りで塗装体験させてもらえるというオマケ付き!

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祝!完成!!
写真ではよくわからないですが、
間接照明下の壁にうっすらベージュ系、
奥の壁は渋いグリーン系を塗りました。
塗装と言えども、素材感たっぷりの塗料です。

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2011年07月31日

大学は夏休み

今年は理科大と日大の2年生の設計製図を、通年で担当しています。
週2日抜けるのは結構厳しいですが、希望に満ちたやる気のある学生からは、
若いエネルギーを貰っているように思います。

大学の建築学科の設計製図の授業は、2年生ぐらいから始まることが多く、
1年に4課題出題され、学生が考えてきた案について、
個別またはグループでコメントするという形式が一般的です。
その他に、僕は個別指導の前に30分くらい小話をするのですが、
その内容は、学生のうちにやっておくべきと思っていることや、
業務における設計と学校の課題における設計では若干異なること、
大切にすべき点も少し違うといったこと等々。

今年は両大学で2年生の第二課題を出題することとなり、
MDSで設計した「荻窪の家」の敷地において、
「20年後の私の家」という課題を出しました。
およそ350人が考えるといろんな案が出るもので、
中には2年生とは思えない案もありました。
日大の学生が理科大の講評会にも参加し、その後の懇親会で、
同じ課題を見せ合うなどの交流もあり、有意義なものだったと思います。

気がつくと7月末。学校もようやく夏休み。
とは言っても、学校の夏休み中はオープンデスクというものがあって、
今年は2名の学生が実務体験をするため事務所に来ます。
毎年、学生から多数希望がありますが、
仕事、スタッフとのバランスもあり、あまり多く受け入れできません。
学生諸君!夏休み以外は大歓迎ですので・・・・

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こちらは、日大の第一課題の全体発表風景の写真。
僕が設計指導を担当した学生が全体で一位になりました。
第二課題も一番でした。おめでとうございます。
学生自身の評価ですが、なんとなくこちらもうれしくなります。



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2011年03月18日

東日本大震災「たまらん坂の家」で

東日本大震災で被災された方々、関係者の方々におかれましては、
心よりお見舞い申し上げると共に、一日も早い復旧をお祈りいたします。

震災後、これまで当事務所が手掛けた全ての建主さまにご連絡し、
建物に問題のないことを確認致しました。
問題がなかったことを確認できた一方で、
私たちの責任の重さを改めて痛感し、
今後も建主の財産を守るということは勿論、
社会資本として建築、そして街をどのようにつくっていくべきかを、
真剣に考えていかねばならないと思いました。

震災当日は「玉川上水の家」、「たまらん坂の家」の竣工後検査で、
私たちは事務所を空けておりました。
「たまらん坂の家」のある多摩東部は震度5弱とのことのようなので、
東京都心の震度5強よりはやや揺れが小さかったのかもしれません。
尋常ではない揺れであると感じてはいたものの、そのまま検査を続け、
工務店さんはシーリングなどの手直しを行い、帰宅の途につきました。
JRが終日運休との発表があったので、私たちは歩いて都心に向かい、
幸いにも2、30分ほどでタクシーをつかまえることができました。

都心方面へは帰れない家族を迎えに行く車で渋滞し、
普段であれば1時間もかからない距離で、3時間半ほどかかりましたが、
とても恵まれた状況だったと思います。
環七より内側に入ったあたりから外側に向かって歩く人が増え始め、
山手線、明治通りと都心に近づくにつれ、その数が徐々に増し、
都心部の混乱した状況がようやくわかってきました。

事務所に戻った時には、既にスタッフにより
棚から落下した本や模型が元に戻されていたので、
正確な被害状況はわかりませんが、
私たちが受けたダメージは比較的少ないように感じました。

節電および計画停電による交通機関のダイヤの乱れや、
協力事務所、工務店、メーカーとの連絡が取りにくいことが、
やや通常通りとは言えない状況ですが、
極めて恵まれた状況であることには間違いありません。

ただニュースを観て、節電、募金を行うだけではなく、
建築家として今、何をすべきかをよく考え、
社会に対して責任ある行動をしていきたいと思っております。
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2011年03月01日

事務所、移転しました!

3月1日から事務所を南青山に移転致しました。
青山通りから骨董通りを曲がってすぐのところで、
最寄駅の表参道から徒歩5分ぐらいです。
渋谷駅、原宿駅からですと歩いて約20分。
是非、近くにお越しの際はお立ち寄りください。

住所はこちら→東京都港区南青山5−4−35
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2011年01月06日

大晦日とお正月

昨年の大晦日は毎年・・・ではないですが、
恒例のジルベスターコンサートで年越しでした。

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今回の座席は、なんとオーケストラの真横。
音響環境としては完璧ではないのでしょうが、
演奏者の様子が間近で見られ、
躍動感の伝わってくる目にも楽しい席です。

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オーケストラの背後にも座席があります。
観客の視点からするとかなり不思議な眺めでしょう。

カウントダウンの演目はストラビンスキーの「火の鳥」。
指揮者は今回も年明けに合わせた見事なタクト裁きでした。

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そして元旦、念願の中華おせちです。
毎年食べてみたいと思いつつ見送ること数年。ついに実現です。 
イメージどおり、品数豊富でどれもとてもおいしい!

※蓋を開けたとたん箸をのばしてしまったため、実は食べかけです(汗)
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2010年12月28日

年末年始のお知らせ

年末年始は

12月29日(水)〜1月4日(火)の間、

お休みとさせていただきます。

1月5日(水)より平常業務となります。


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2010年12月07日

ボジョレーヌーボーを飲みながら

ボジョレーヌーボー解禁から少し経ちますが・・・・

事務所内で解禁当日に買っておいたボジョレーヌーボーを飲みながら、
先月のメキシコ、アメリカ建築視察の報告会を行いました。

今年のボジョレーヌーボーは円高の影響もあり、価格は例年よりも安め。
ワイン通からすれば、所詮、ボジョレーヌーボーなのでしょうが、
この季節の風物詩のひとつになっていることは間違いないでしょう。

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飲み比べたのは今年の最高金賞受賞のものと、話題の格安ペットボトル。
ボジョレーヌーボーはフレッシュそのものを飲むわけなので、
ペットボトルでも味はそれほど変わらないと予想。
ボトルは捨てってしまって名前がわかりませんが、
酒好きのスタッフ一同の評価によると、最高金賞受賞の左のものは値段相応においしく、
ペットボトル入りの右のものはちょっと甘めでまあ、こんなものかといったところでしたが、
真ん中のものは格安を感じさせないおいしさで、コストパフォーマンスは抜群。
つまりボジョレーヌーボーは、ものによってはペットボトルがお買得ということでしょうね。
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2010年10月24日

広東料理「SENSE」

マンダリンオリエンタル東京のレストラン、広東料理の「SENSE」に行ってきました。
中華料理の熱く力強いイメージとは異なり、とても上品で涼しいお料理でした。
マンダリンオリエンタル東京が開業5周年とのことで、その特別ランチコースを賞味。

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野菜のオードブル盛り合わせ

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三種類の蒸し点心。左奥はなんとウサギ!いただく順番に迷いました。

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ヘルシーな豆腐料理。具材が湯葉に包まれ、餡がかかっています。

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本日のお粥。カリカリに揚げられた湯葉(たぶん)との組み合わせがいい!

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香港の健康デザート。濃厚ですが、さらりとした後味です。

品数が多く、この他にも3〜4品ありました。満腹です。

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2010年09月08日

「たまプラーザの家」に招かれて・・・

夏休みのある日、
お食事に招かれ、「たまプラーザの家」に伺いました。

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お隣の栗の木は実もたわわに、今か今かと旬の季節を待っていました。
バルコニーから手を伸ばせば、うっかり収穫できてしまう近さです。(笑)


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なんと、棒々鶏に柿の種がたっぷり!
この食感、たまらなく新鮮でおいしかったです!


話が尽きないというか、話し出したら止まらない性分で、
夜の家の雰囲気を楽しむ間もなく、喋り続けました。
写真もこの2枚のみというのが物語ってます・・・

喋っていても、写真を撮る間はなくても、
お料理はしっかりいただきました。
とってもおいしかったです。
楽しい時間をありがとうございました。




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2010年08月17日

隅田川の花火とスカイツリー

ブログ、相当サボりましたが・・・・・、再開です。

まずは季節柄、花火のお話。
毎年恒例、隅田川花火大会。
この時だけ発足する花火部の部員として、部活動してまいりました。
もう10年以上続いている部活(?)で、特等席での観賞です。

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今年はなんと、工事中の東京スカイツリーと同じ視界で満喫。
再来年のこの日には、東京スカイツリーのライトアップと共に
花火を観賞ということになりそうで、それは楽しみです。

闇に浮かぶ真っ暗な東京スカイツリーと花火の組み合わせは
来年までということで、貴重な瞬間です。
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2010年02月14日

卒業設計審査会(東京理科大)

昨日は東京理科大学の卒業設計審査会に行ってきました。
事前に各講師が行った採点を元に10人が選ばれ、
プレゼンテーション3分、質疑7分で行われました。
その後、各講師3票で投票し、その結果をプロジェクターで映しだし、
一作品ごとに各講師が議論していきました。
この過程はすべて公開で、学生が会場を埋め尽くしていました。
ワインを飲みながら(ここが理科大の審査会の最大の特徴?)、
真剣な本音の議論が延々と続きました。
司会は教授の小嶋さん、審査員として出席していた講師は、
新居千秋さん、西沢大良さん、山下保博さんなど建築家20名程。
毎年、この議論は長時間(約8時間)におよび、終わったのは9時頃。
その後は学生を交えてお酒を飲みながら話をしていると、あっという間に終電。
とても密度が濃く、楽しい一日でした。

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写真を撮る雰囲気ではなかったので、イマイチな写真ですが、
こちらが一等、沖縄普天間基地跡地の計画のプレゼンテーション。
やはり理科大も一等は女性で、男子学生より元気のある提案でした。
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2010年02月12日

卒業設計審査会(日大)

日大の卒業設計審査会に行ってきました。
午前中の1次審査は、約100作品から各講師が8名を選び、
票数の多い15名が午後の2次審査に進みました。
僕の事務所にアルバイトに来てくれていた学生が2等になりました。
残念ながら1等は逃しましたが、
彼の成長は自分のことにように嬉しく思いました。

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こちらは僕の事務所にアルバイトに来てくれていた清水君の作品。
1次審査はこんな感じで100作品が展示されいます。
図面と模型だけでインパクトを与えないと2次審査に進めません。

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2次審査の清水君のプレゼンテーション。
残念ながら1等を逃し、2等。

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一等はこちら。タイトルは「難民住居」。
どこの大学も今は女性の方がダイナミックなものをつくるような気がします。

この時期は卒業設計の審査会のシーズン。
明日は、東京理科大に行ってきます。
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2010年01月05日

あけましておめでとうございます

みなさま、あけましておめでとうございます。

今年の初富士です↓

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この空気感、伝わるでしょうか?
シャッターを押す一瞬でも指が凍りそうなほど、
キーンと張り詰めた冷たい空気。
そのせいか見事な富士山を撮影することができました。


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そして初詣に行った八ヶ岳山麓、身曾岐神社の能楽殿。
舞台は前景である神池の上に浮かぶように建てられており、
夏の薪能の際にはその姿を映す水鏡となって、
幻想的な世界が宵闇に浮かび上がるといいます。
そして更にその神池の水そのものが、
音響を効果的に増幅するという作用も兼ねているとのこと。

この日は氷が張っているほど、実に寒かったです。


posted by MDS at 10:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月31日

今年も自家製!年越そば

あれもこれもアップさせなきゃ、と思っているうちに時は流れ、
あっという間に年末。そして大晦日。

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今回も実家手打ちの年越そばをいただきました。
「そば、打つ?」という話になってから、
打ち終わるまで実に手際よく、とてもおいしかったです。

今年ブログしそこねた話題がまだまだ残っているので、
追々アップしていきます。季節外れのものもありますが、
ご容赦を(汗)
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2009年12月14日

武蔵野うどん

ここ半年程、工事監理で通っていたのに、
地元の名物「武蔵野うどん」の存在を初めて知りました・・・

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「武蔵野うどん」とは太くコシの強い、ごろっとした断面のうどんで、
ざるに盛られたうどんを、暖かいかつおだしのつゆに絡めていただきます。
その名のとおり、武蔵野(多摩地域・埼玉西部)の辺りで
昔から食されていた郷土料理で、小麦の産地であったことに
由来しているとのこと。
今回いただいたのは肉汁うどん。豚肉や野菜の甘みも加わって、
それはそれはおいしい、クセになりそうなうどんでした。
この季節にいただくのがぴったりです。

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おなかもいっぱいになり、帰りは黄葉の美しい玉川上水を散策。
ラベル:グルメ
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2009年12月09日

ボジョレーヌーボー試飲会

話題が遅れがちですが・・・

11/19解禁のボジョレーヌーボーを、12月に入ってから賞味しました。
せっかくだから飲み比べをしようということになり、2本購入。

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左がボジョレー・ヌーヴォー・レ・シェ・ヴォーケロワ
右がボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー[2009]エリック・パルドン
特にボジョレー通という訳ではないので、気分で選択。


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スタッフ差し入れのキムラヤのパンも一緒に。

レ・シェ・ヴォーケロワはとてもフルーティーかつフレッシュな、
これぞヌーヴォーという印象。
エリックの方はヌーヴォーというよりワインに近い渋めな印象。
飲み比べてこそわかる違いを堪能し、いよいよ判定へ。

軍配は・・・・全員エリックに。
あの〜、ヌーヴォーなんですけど?という問い掛けは空しく、
スタッフ全員、酒好きであるということを改めて認識した夜でした。

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2009年11月17日

「小平の家」照明の検査・調整&取材

今週末オープンハウスの予定の「小平の家」。
照明の検査・調整&取材で出掛けてきました。

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今回の見せ場は大きな屋根。
この特徴を生かした照明計画になっています。


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1階部分。照明全開って写真になってますが、
もちろん部分的に点けたり消したりして、
いろいろな雰囲気が楽しめるようになっています。


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夜景。外構がまだ出来ていないので、全体像が完成してませんが、
まだまだよくなる予定です(笑)
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2009年10月18日

根津散策 ―根の津―

そしておなかがすいてしまったので、根津のうどん屋さんへ。
讃岐うどんの「根の津」の暖簾をくぐりました。

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暖簾の色が鮮やか!


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冷たいうどんを食べたくて、生醤油うどん(650円)をいただきました。
すだちの香りがさわやかな、ツルツルとしたコシのある
とてもおいしい一杯でした。また食べに行きたい。
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2009年10月14日

祝−いわい−@千駄木・旧安田楠雄邸

この週末は縁あって、「祝−いわい−」という展示会に出掛けてきました。

会場は千駄木の旧安田楠雄邸。
伝統的な和風建築に西洋の建築様式や技術を取り入れた建物で、
7組の書道家、華道家、陶芸作家、金工作家、デザイン事務所が
それぞれの視点で日本の伝統的な「祝いごと」を表現するというもの。

西洋化する生活スタイルの中で、
目にすることが少なくなってきた日本の伝統的な「祝いごと」。
その「祝いごと」の持つ美しさや意味を再確認してもらうという趣旨で
行われたようです。

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旧安田楠雄邸の門構え。玄関までのアプローチに風情があります。

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玄関の軒先には華道家・片桐功敦氏の作品が。
これから始まる「祝いごと」への高揚感に満たされます。

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洋風の応接室のある応接部分から住居部分につながる長い廊下。
庭側の板敷き部分を家人が、畳部分を客人が歩いたそうです。
畳の廊下は当たりが柔らかく、新鮮な感覚を覚えました。

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「残月の間」より庭を眺めています。
残念ながら床の間部分の写真がうまく撮れませんでしたが、
表千家の残月亭を模してつくられているそうです。
お茶とお茶菓子をここでいただきました。

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「茶の間」では月見の宴が・・・
床の間に掛けられた掛軸の「月」が水盤の水面に写り、花が彩りを添えています。
書は書道家・大橋陽山氏、花器は陶芸家・二階堂明弘氏
花は華道家・片桐功敦氏のコラボレーション作品です。

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2階に上がって「予備室」。
「予備室」という殺風景な名に反して、とても情趣ある部屋です。
さっきまで誰かが居たような、それでいてずっと前から誰もいなかったような、
時が止まってしまったかのような静けさ漂う絶妙なインスタレーションです。
書は書道家・大橋陽山氏の作品です。

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台所。この時代には珍しいトップライトのため、
昔の台所としては明るい空間となっています。
コンロの真上には換気口(手動で開けます。多分。)まであります。
ここでお茶とお茶菓子が用意されていました。

展示自体をその意図する表現のままに撮るのは難しいので、
全ては載せられませんが、記憶の中に留めておきたいと思います。
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2009年10月13日

根津散策 ―ゆうカフェ―

週末は根津の「ゆうカフェ」で少し早めのお昼ごはん。
早い時間だったため、お店にいちばん乗り。
空いていて、ゆっくり静かにいただくことができました。


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お店の看板メニュー”ビーフシチュー”。でも実はコーヒーがいちばんの売り。


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築75年の建物を改装した店内。カウンター奥の建具が目を引きます。


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2009年09月23日

シルバーウィークもお疲れ様です。

今日は二つの現場に行ってきました。
シルバーウィークというのに、現場は大忙し。
現場の方々、お疲れ様です。

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午前中は「小平の家」。
建主のNさんとインテリアの壁、家具の色見本を確認。
天井もだいぶ出来上がってきました。
構造体がダイナミックな空間になっています。


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午後からは「荻窪の家」。
今週末、オープンハウスの予定なので、現場は大忙し。
いつものアングルですが、養生をとればほぼ完成です。

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2009年09月07日

「荻窪の家」現場監理の帰り道

「荻窪の家」の現場監理の帰りに、
南阿佐ヶ谷駅のすぐそばの「スター餃子」という店に行きました。
その店はどうやら有名なお店のようでしたが、
なぜか阿佐ヶ谷においしい餃子屋さんがたくさんあるようです。

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手前が「厚かわ餃子」で、奥が「スター餃子」。
他にも数種類の餃子がありましたが、この二つがオススメ。
posted by MDS at 23:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月04日

夏野菜のパスタ

少し前、パスタをつくることにはまったことがあります。
数冊の料理本を買って、それぞれのレシピで、
毎日、朝昼晩とパスタをつくっては食べ比べるといった感じでした。
久しぶりにつくったパスタは、
3色のパプリカとズッキーニの入った夏野菜のパスタ。

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シンプルだけど、色どりが美しく、なかなかおいしい。
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2009年08月25日

サバイバルな光景

夏休みのある日、
モーレツなアピールを目の当たりにしました。


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こっち!こっち! 親鳥が餌を運んでくる影、見えますか?

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親鳥が去ると、何事もなかったかのように身を寄せ合う小鳥たち(苦笑)
posted by MDS at 23:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月19日

mahika mano (Hammook cafe + gallaly)

友人と一緒に吉祥寺でお茶をしました。

ハンモックのショールームを兼ねたカフェ、マヒカマノ
店内には椅子の代わりにハンモックがぶら下がっていて、
その心地よさを体感することができます。

とても不思議な光景です↓


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みんな思い思いにゆ〜らゆら。
posted by MDS at 19:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする