2019年07月13日

露天掘りの大谷石採掘場

地下空間を堪能した後、カネホンの高橋社長に車で迎えに来ていただき、
カネホンさんの採掘所へ連れて行っていただきました。
地下深くを掘り進めているイメージがある大谷石の採掘。
今、露天掘りしているのはカネホンさんの一社だけだそうです。
50年ほどかけて一山をここまで掘り進めてきたそうで、
あと50年ほどかけて残りの部分を掘るそうです。

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連日の雨で池になっていますが、、、かなりの高低差ですね。

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直前まで雨が降っていたので、残念ながら採掘はお休み。
このレールに沿って両端のチェーンソーで切り出すそうです。

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残念そうにしていると、、、社長自らエンジンをかけてくださいました。
右側のハンドルでチェーンソーの位置を下げるとのこと。

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チェーンソーで切れ目を入れた後、
このように楔を打ち込むとわずかに石が平行移動して底の方が割れるそうで、
この後、UFOキャッチャーのような感じで石を運び出すとのこと。

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そして、取り出したものがこの状態。

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こちらのチェーンソーで石を整えて、

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このようなものになります。

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そして、こちらのダイヤモンドカッターで注文に合わせて切っていくようです。

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ところで、こちらは保管していただいている「松濤の家」の擁壁の大谷石
ツルハシで切り出した跡が残っていて、
チェーンソーやダイヤモンドカッターでは出せない味がありますね。
大谷石の蔵を解体して再利用することが多いようで、
宇都宮に移動していろいろ施工例を見せていただきました。

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こちらのお店もツルハシの跡が残った古い大谷石を再利用しています。

この後、高橋社長に連れられて夜の街へ。
夜遅くまでどうも有難うございました!

宇都宮に一泊して、翌朝、レンタカーで栃木県内の隈建築などを見て廻り、
夕方、宇都宮に戻って大谷石の倉庫を改装したレストランに行きました。

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こちらが石の蔵という創作レストラン。

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天井も高くなかなか良い雰囲気。

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石を巡る旅の締めくくりは、石に囲われた贅沢な空間で最後の晩餐。
充実した二日間でした。

posted by MDS at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする