2019年03月29日

成巽閣「清香軒」

北陸新幹線、かがやきで春の北陸へ行ってきました。
かがやきで長野までは何度か乗ったことがありますが、
東京-金沢間がたったの2時間半。大宮の次は長野、そして、その次は富山。
ひと昔前は東京長野間と言えば3時間でしたよね。
そんな話をするのはお爺さんネタですかね(笑)。
横川-軽井沢間を1時間かかっていたのが懐かしい気もしてきます。
信州は遠く、さらに一山超えて北陸、それはそれで良かったような・・・

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車窓から妙高や立山が見えましたが、、、、
こんな風景もあっと言う間に通り過ぎてしまいます。

ところで、金沢には数回来ていながら成巽閣を見学するのも今回が初めて。
成巽閣と言えば天井がウルトラマリンブルーで塗られた「群青の間」、
他にも「つくし縁」、「謁見の間」など見所は満載。

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撮影が許可されているのは庭だけなので、庭を撮りながら・・・・
こちらは木造の伝統構法の桔木を使った20m無柱の「つくし縁」。
ところで、このアングルの写真はOKだったのかな?(笑)

見上げると・・・・

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野地が凝っていますね。こんな感じに、かなり密度の濃い建物です。

今回、非公開の清香軒、清香書院、飛鶴庭の見学を事前申し込みしていたので、
誰もいない静かなところで特別にそれらを見学できました。
「清香軒」は雪の多い北国らしい内露地のある茶室で、特に素晴らしかったです。

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非公開エリアも撮影不可でしたが庭のみ撮影可ということで、
残念ながら写真は建物はひかりつけした柱と庇のみです。

兼六園に行くなら成巽閣にも絶対に行くべきですね。
そして成巽閣に行くなら清香軒は必見。
きちんと事前に予約していかないと見れませんので要注意です。

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その後、谷口吉生が設計した鈴木大拙館に立ち寄り、しばし瞑想。
仏教哲学者の記念館で、竣工してすぐの頃に一度来たことがありますが、
ガイドブックにも載っているからか、以前より人が多く外国人もちらほら。
その混雑にも関わらず、騒いではいけない雰囲気があってとても静かでした。

金沢美術館を横目に、満開の桜が咲く金沢城を通り抜けて近江市場へ。

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ただ通り抜けるつもりが、立派な石垣が目に止まり・・・
こちらは2001年に復元された菱櫓・五十間長屋。
木造軸組工法で復元されていて内部も一応見ておこうと入館。

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予想以上に充実した建物に関する展示もありました。
屋根がグレーが一般的な瓦とは少し趣が違うと思っていたら、
このように木製で作られた屋根に鉛の板で覆われているとのこと。
瓦にせずにこのような屋根にしている理由の一つに、
戦時には鉄砲の弾にするためとも言われているようですが、
はっきりしたことはわかっていないようです。

そして、いよいよ近江市場で夕食。海の幸を堪能しました。

posted by MDS at 00:00| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする