2017年10月12日

「鎌倉長谷の家」久しぶりの訪問

昨年竣工した「鎌倉長谷の家」に久しぶりに行ってきました。

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鎌倉長谷の山麓に建つ住宅です。

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南からの採光と北の眺望。
その二つの軸を結んでできたくびれた家型のボリュームと、
敷地にあわせた家形のボリュームを組み合わせることで
魅力ある内部空間を作ろうという試み。

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南の窓からは採光と庭を眺めるたことができます。
畳敷きのくつろぎエリアと右奥にキッチン、
その間のちょっとしたスペースが子供の勉強スペース。

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障子越しに見える緑の多い街並み。
眺めているだけで安らぎます。
欄干に腰掛けてビールを飲みながら鎌倉の花火を眺められます。

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垂木の構造が美しい天井の仕上げとなっています。
吊り方に工夫を凝らした照明器具と、
ウォールナットの一枚板で作ったダイニングテーブルが
空間のアクセントになっています。

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空間を分節する壁(二つのブロックの境界)の厚さは一様ではなく、
厚みある境界をまたぐように場をつくり、建物全体が緩くつながっていきます。

用途で空間を分節するのではなく、
すなわちカタチと機能を明快に一致させるのではなく、
緩やかな境界が、緩やかにいろいろな居場所をつなぐといった考え方は、
成瀬の家赤塚の家などに通じるもの。

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階段ホール側からダイニングを見たところ。彫塑的なオブジェのような境界壁。

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リビング横の階段スペースを上がると、そこは天井が低く抑えられた子供の楽園。

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子供の楽園からの見返し。

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一階の寝室からは和の庭が眺められます。

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ご主人の趣味はサーフィン。朝出勤前に波に乗るという鎌倉ならではライフスタイル。
サーフィンから帰ってきたら、屋根付きのバスコートでシャワーを浴びてから、
そのままバスルームに入ります。

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1階には奥様のネイルサロン。そこからも山が眺められます。


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夜になると、また違った風景に。

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陰影が梁を浮かび上がらせて空間の奥行きも強調するシリウス戸恒氏による照明計画。

竣工して一年程ですが、すっかり暮らしが馴染んでいました。

posted by MDS at 00:00| お宅訪問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする