「俵屋旅館」の続きです。
今回、私たちが泊まったのは「 霞の間 」。
一応、今回は仕事をしようと思ってこちらに来ているので、
大きな文机がある「霞の間」を選びました。
恐らく一番リーズナブルなお部屋だと思います。。。
旅館のこんな場所で文章を書いていると、
なんとなくいいことを書いている気になってきます。
本間から文机を見るとこんな感じです。
本間から文机を見るとこんな感じです。
一見、窓が開かない部屋なのかと思っていましたが・・・・
夕方になると光が差し込み、美しいのですが・・・・
これでは文机でお仕事ができませんので、障子を閉めてみました。
障子を閉めるとこのような感じ。
そして、雪見障子を開けてみました。
お風呂場の窓から身をのり出して外を見ると、
屋根が重なり合っているのがよくわかります。
塀の向こう側は、孔雀の間の文机のところ。
密集していても、窓の取り方でそれを感じさえないという点では、
現代の狭小住宅などと同じですね。
うわさには聞いていましたが、こちらがふかふかの布団です。
床に就くと、あっという間に夢の中に・・・・。
「霞の間」の文机はなかなか良かったですが、
今度は「竹泉の間」に泊まってみようと思っています。
ちなみに、俵屋旅館はHPも値段表もないので、
部屋を予約する時は電話するしかないのですが、
「竹泉の間」だけはJTBで予約できるようです。
中村好文さんの「意中の建築」で「竹泉の間」は詳しく紹介されていますが、
新館の1階のプラベートの庭に面したお部屋で、そこの文机も良さそうです。
今回の泊まった部屋の隣の「孔雀の間」も、いつか泊まってみたいです。
「俵屋旅館」は、そんなことをあれこれ考えさせる名旅館です。