フィンエアはヘルシンキ経由となりますが、
ヘルシンキとコペンハーゲンは飛行機で1時間半程度。
往復でも数万円ととてもリーズナブル。
ただ、デンマークの物価は高いけど・・・・
コペンハーゲンは行きそびれていた街のひとつで、
ルイジアナ美術館は以前から行きたかった美術館でした。
建築家の間で、「建築的に」どこの美術館がトップか?
という話はよくしますが、ここを挙げる人がかなり多い。
そのような場合、実際に行ったことがあることが前提になるので、
これまではルイジアナ美術館は僕の場合はランキング外でした。
評価は主観的なものですし、評価の指標でランキングは変わりますが、
僕はルイス・カーンのキンベル美術館(フォートワース/アメリカ)、
日本では金沢の21世紀美術館がトップだと思っていましたが、
実際にルイジアナ美術館を訪れてみて、やはり素晴らしい美術館でした。
コペンハーゲンから電車で数十分のところにあるルイジアナ美術館。
美術館といっても海が見える公園の中に、
低層の建物が木々の間にポツポツと建っているという佇まい。
敷地全体に起伏があり、植栽が日陰をつくります。
コペンハーゲンは湿度が低いのか、日陰は涼しくとても快適。
子供連れの家族から老夫婦まで、様々な年齢層の方々が、
思い思いに芸術に囲まれながらくつろいでいます。
鉄板の芸術。リチャード・セラの作品。
坂の下から見ると階段は見えないのですが、
坂の上から見るとこんな感じです。
斜面にうまく調和しています。
対岸はスウェーデン。天気もよく最高です。
ここのカフェでランチを食べるために、
コペンハーゲンに来たと言っても過言ではありません(笑)。
長くなったので、今日はここまで。内部空間はまた明日!
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