日大は教えに行きはじめて7年になりますが、
ここ数年、講評会を欠席していたので久しぶりの出席。
1次審査は大きな会場に展示された約70人の作品から、
教授と非常勤講師をあわせた約30人の審査員が各8作品選び、
5人以上から選ばれた16作品が2次審査に進みました。
公開審査は一人ひとりプレゼンテーションと質疑応答を行いますが、
講評する時間が短く、ややストレス・・・
こちらが一等の作品。2等とはわずか1点差でした。。。
一人の審査委員6点持ちなのですが、
僕が1等に4点入れ、2等の作品に1点入れました。
つまりそれぞれ3点、2点の配点をしていたら、
順位は入れ替わっていたということですね。
木材の出荷前、木を乾燥させる時期に、
その積み方を工夫して建築として使用するという提案。
なかなか良い着眼点だと思いました。
ところで、講評会の後の懇親会で、何人かの学生から、
「なぜ自分が評価されなかったのか?」
あるいは、「なぜ一票入れてくれたのか?」などの質問をさせれましたが、
僕の中でも評価軸をどこにするかで入れるもが変わります。
勿論、きちんと評価に対するコメントはできますが、
あまり順位などは気にしないで欲しいと思います。
大学によっても評価軸は変わりますので・・・
今回悔しいと思った人は、これに懲りずに頑張って欲しいと思います。
実際の建築もこのような点数では評価できませんからね。。。