「八勝館」で食事をしたのは初めてでしたが、
以前、近くに住んでいたので、大変懐かしくもありました。
それはさておき、
「八勝館」は北大路魯山人ゆかりの料亭として知られていますが、
建築界では堀口捨巳の設計した名建築として有名です。
docmomoにも選ばれており、近代以降の数寄屋建築として代表的なもの。
八事は名古屋における有数の起伏の富んだ高級住宅地ですが、
その地形を生かしたお庭もお見事です!
紅葉の美しさが時が経つのを忘れさせます。
こちらの建物がエントランスとなります。
こちらが有名な「御幸の間」です。
近代以降の数寄屋建築の最高傑作。
ここも有名なカット。
庭と室内を曖昧につなぐ中間領域です。
結婚式の前に見学させてもらいました。
そして、お庭を散策です。
小雨が降っていましたが、石畳が濡れてこれはこれで良い感じ。
少し疲れてきたので、こちらで一休み。
滋賀県甲賀より移築した離れの「田舎家」も庭に花を添えます。
こちらの縁側はこんな感じ。
瓦を差し込んでいます。
食事は3人だけだったので、こちらの小さな個室で。
外気を取り入れるこの市松の建具。
日本の美意識に感服!さらに庭の方にいくと、
庭とのつながりが素晴らしい!!
日本人に生まれて良かったと思うひとときでした。