2012年12月23日

「白金の家」コンクリート打設

「白金の家」いよいよ最後のコンクリート打設です。
勾配屋根かつ冬期の打設なので、難易度の高い工事になります。

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まずは2階の壁の部分にコンクリートを流し込みます。

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一部屋根のないルーフテラスがあるので、さらに複雑です。

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勾配屋根部分の打設は、途中に小さい開口をつくってそこから流し込み、
蓋をしながら少しずつ上の方に移動していきます。

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最後は尾根の部分からコンクリートを流し込みます。

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そして、終了。コンクリート型枠を外すのが楽しみです。
職人の皆さまお疲れさまでした!

このように鉄筋コンクリート(RC)造においても、
日本の職人の高い技術に支えられています。どんな構造にしても、
複雑な形状の建物は職人技術の継承に必要なのかもしれません(?)ね。

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2012年12月15日

essential EAMES

essential EAMES」に行って来ました。
事務所にもイームズの椅子をいくつか置いています。
以前、ロスのイームズの自邸に も行きましたが、
二人の魅力がいっぱい詰まった住宅でした。

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個人的には新たな発見はなかったですが、
イームズを知らない人にお勧め。そんな人はいないですね。(笑)
新宿OZONEで1月15日までやってます。




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「雪谷の家」竣工

「雪谷の家」がようやく竣工しました。
設計を始めてから3年。通常の倍以上の年月です。

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2階の壁まで鉄筋コンクリート造で、屋根架構だけが木造です。
太く立派な丸太は建主自ら奈良の吉野で選んできたもの。

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建主は台湾の方なので少し日本の建物と様相が異なります。
この住宅は二世帯で子世帯が1階、親世帯が2階。
こちらは2階の親世帯のエントランスポーチですが、
広い屋根付きテラスでお茶を飲めるスペースになっています。
どことなく中華風の雰囲気にしています。

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ここは日本でいう仏間。右側はエントランスポーチ。
左側に台湾の神様をお祀りする予定。
木、左官など家の中で最も上質な素材を使っています。

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台湾の方と言っても日本が長いので、和室もつくりました。
お庭はまだ工事中のため、竣工写真は春先に撮りに行く予定。
これまでのMDSの建物とは全く違ったテイストのものができあがりました。
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2012年12月12日

「白金の家」配筋検査

「白金の家」の配筋検査に行って来ました。

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鉄筋コンクリート造ですが勾配屋根なので、
最上階の配筋およびコンクリートの打設が難しく、
とても神経を使う部分です。
鉄筋の下に見える水色のものは断熱材。

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外壁は杉板型枠のコンクリート打放し仕上げ。
配筋確認後、手前側にも型枠をして上からコンクリートを流します。
型枠を外すと木目が転写され、それが仕上げとなります。



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2012年12月11日

「東山の家」工事監理

「東山の家」の工事監理に行って来ました。

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電気屋さんが配管の真っ最中。
配筋配管後にコンクリートを打設しますが、
配管が集中してしまうときちんとコンクリートが流れないので、
程よくばらけるように配管してもらいます。
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2012年12月10日

「ホテルオークラ」のメインロビー

仕事で近くまで出掛けた帰りに、ホテルオークラに立ち寄りました。
言うまでもなく日本を代表する老舗ホテルです。
谷口吉郎氏のデザインしたメインロビーは気品と風格のある日本的な空間で、
今でも日本において不動の地位を守っています。

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明るい外部から屋内に入ると
エントランスは暗く、奥のロビーは明るく、
逆光でシルエットが際立ちます。

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天井高が低く抑えられたエントランスを進むと、
吹抜けの天井の高いロビー空間となります。
明るい空間ですが、逆光なのでしばらく人影しか見えません。

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窓の下段には緑が見えます。
上段には美しい木格子、中段からは和紙を通して淡い光が差し込みます。
長大作がデザインしたゆったりとした椅子に座ると、とても落ち着きます。
時代とともにリニューアルを余儀なくされる商業施設でありながら、
このメインロビーは時代を越えた日本の上質空間です。

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照明も天井の高さと広さを生かした素晴らしいデザイン。


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2012年12月04日

「岡崎の家」お宅訪問

新しいクライアントとの打合せで、愛知県岡崎市に出掛けてきました。
そこでこの夏竣工した「岡崎の家」に立ち寄ってきました。

片流れ屋根によるシンプルな勾配天井の空間において、
勾配に対して間仕切壁に平面上少しだけ角度を与えることで、
天井高さに大きな変化が生まれる特性を生かした住宅です。

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ご両親が住む母屋(写真手前)の隣りに建つ子世帯の住宅で、
敷地の広さと高低差を活かし、床レベルが敷地なりの平屋にしました。
母屋の採光に配慮した建ち方になっています。

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下部は高基礎としてコンクリート杉板型枠仕上げ。
上部の焼杉は、大屋根がしっかり雨から守っています。

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写真の一番奥は寝室。夜になると照明の効果で奥行き感が増します。

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2枚の斜めの壁が曖昧に領域を分けています。
寝室から中庭越しにリビング、ダイニング、キッチン、日本庭園と
少しづつ床レベルが下がっていきます。

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詳しくはMDSのHPをご覧ください。

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2012年12月02日

「成瀬の家」工事監理

不整形の敷地に建つ平屋の住宅。
周辺に対してどのように開いていくか?
不整形の形状と屋根の勾配で如何に多様な空間をつくるか?
という二つをテーマにした住宅です。

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この写真ではわかりませんが、
とても良い空間になりそうで、竣工が今から楽しみです。

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